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2011-11-27 待降節黙想会

イエズス会の山内保憲神父様は、2010年9月に叙階されたばかりの若い神父様で当日は、芦屋教会のご両親、当教会の山内ファミリーなど、大勢の親戚方も黙想会に来られ、「まるで授業参観みたいだ」と話を始められました。
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 第1講話では、「あ~、もうダメだ」という、こんな私の所にも、イエズス様が来てくださるというお話でした。ご本人は「まだ修行の身で…」とおっしゃっていましたが、ミサ後の第2講話にも、大勢の信徒が残り、総勢120人もの参加者がありました。
 第2講話では、阪神大震災の経験について、話をしてくださいました。当時、大学生だった神父様は、阪神大震災で、おばあ様と従兄弟を亡くされましたが、教会の、大切な家族を失った人に対する意識や、被災者の支援方法に対して、「文句を言ってばかりいた」そうです。
写真2
 ある時、一人の神父様から「教会に文句ばかりを言っているが、君自身が教会の一員なんだよ」と言われた事をきっかけに、「文句を言うなら、自分から改めよう」と考えるようになったとの事でした。
 最後の「いざと言う時にこそ、教会に行こう!と思うような共同体にするために、自分に何が出来るか、考えてみてはどうでしょうか?」との問いかけは、東日本大震災も経験した今、真剣に考えたいと思いました。

(広報委員会)

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