-フランシスコ教皇-

生き方を変えるのは、今です。神は倦むことなく、手を伸ばしておられます。

-ノノイ神父-

 神の愛は偉大です。私たちは誰でも、自分自身や周りの人々の人生が愛の力によって大きく変化したことを間近に見た経験があることでしょう。人生における真実の変化は愛の力によって起こるものなのです。

 キリスト信者にとって、偉大な力を持った愛のお手本は、神の愛そのものです。主は永遠の愛で私たちを愛してくださっています。そして、私たちの心を暖かく照らしてくださいます。私たちが主の愛の暖かさを感じて自分自身の心を開くとき、私たちは生まれ変わることができるのです。

 もちろん、自分の生き方や物事の見方を変えることは容易なことではありません。私たちは今まで慣れ親しんだやり方を続ける傾向があります。しかし悲しいことに、この慣れ親しんだやり方というのは、時折自己中心的になる傾向があります。それは自分のことだけしか考えない生き方です。

 私たちが今経験しているパンデミックの状況を考えると、どこに神様がいるのかと尋ねたくなるでしょう。でも、私たちは様々な場面で主を見つけることができます。ただし、自分を不幸の主人公であると考えたり、自己中心的になっている時には主を見ることはできません。そうではなく、このパンデミックによって引き起こされた災難に対する人類の力を合わせた努力や、たくさんの祈りを通じて困難に直面している人たちに寄り添ったり、財政的な支援をする人たちの中に主を見いだすことができるのです。

 もっと言えば、私たちは皆、信仰が定められた教義と教えを信じることだけではないことを知る必要があります。むしろ、信仰とは私たちが信じていることを実行することです。言い換えれば、主の教えに従うとは、宗教心を見せびらかすことではなく、日常生活における忠実さ、他人への関心、そして祈ることなのです。そこにこそ成熟した精神性の本物の姿を見ることができます。そしてこれらのことを実行することによって、神が私たちに差し出してくださった「伸ばされた腕」を感じることができるのです。

 だから今、あなたの人生を見て、何を変える必要があるかを考えてください。神とのより健全な関係と共同体のために、そして何よりあなたの未来のために、今あなたの生活を変える決心をしましょう。簡単なことではありませんが、神がいつもそばにいることを本当に信じてください。神はあなたのことをいつも見ておられます。そして、主はいつも手を差し伸べておられます。