-1コリント 13:4-
愛は寛容であり、愛は情け深い。
-ノノイ神父-
今月は愛についてのみ言葉です。愛はおそらく最もよく知られている言葉ですが、同時に、最も誤解されやすい言葉でもあります。愛とは何かについて改めて考えてみましょう。
私たちキリスト信者にとって、愛は単に感覚や感情を意味する言葉ではありません。見返りを求めない愛こそが本当の愛だと言えます。それは神から私たちに与えられた贈り物なのです。他人に対する寛容な心や思いやりを持てるようになるには、神からの恵みが必要なのです。
カトリック教会の教えを説明した解説書であるカテキズムには次のように書かれています。
「神は愛です」(一ヨハネ 4:8,16)。神の愛は第一のたまものであり、この愛のうちに他のすべてのたまものが含まれています。この愛は「わたしたちに与えられた聖霊によって、わたしたちの心に注がれて」(ローマ 5:5)います。
イエスキリストは私たちへの愛故に、私たちの罪を贖うために、自ら進んで十字架に架けられました。
イエスが「わたしたちを愛してくださったように」、私たちもお互いに愛し合う努力をしなければなりません。この愛し合う力はキリストに結ばれた新しい命の原理であって、愛に生きることができるのは、「聖霊の力を受けた」(使徒言行録 1:8)からにほかなりません。
この聖霊の力によってこそ、真のぶどうの木である神に繋がり、実を結ぶことができるのです。「聖霊の導きに従って生き」(ガラテヤ 5:25)、互いに許し合い、愛し合うことによって、私たちは真の命をいただくことができるのです。
「聖霊は、わたしたちを楽園に復帰させ、天の国へ昇らせ、神の子らの身分に戻させてくださいます。また、神を父と呼び、キリストの恵みにあずかり」永遠の命にあずかる恵みを与えてくださいます。
聖パウロはコリントの信徒への手紙の中で愛について次の言葉で締めくくっています。
「それ故、信仰と希望と愛、この三つはいつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である。」
